2011年8月14日日曜日

パン粉の夏祭り(ん?)

Montreal郊外の小さな町『Pincourt市』に暮らしてます。

英語読みだと「ん?ピンコート?」って感じですが。

仏語読みだとほとんど「パン粉」。

仏語の発音では「パンコー」って感じでやっぱりパン粉。

何はともあれ、小さな島に位置した町なので、周囲を水辺に囲まれてるんですが、「湖でしょ?」って錯覚するほど大きな河に沿って島を一周する川沿いの道があって、その道を通る度に私の脳裏に浮かぶのは『湖畔の宿』、そして榛名湖畔のひなびた町のイメージ。

湖畔の小さな町(実際は大河沿いだけど)は、もともと都会の人々の避暑地として、水辺に近い場所に建てられた'Summer House'又はコテージ(別荘)から発展したので、古い家屋はその名残りのまま、こじんまりと小さくて可愛い家が多かったりして、何となく気分が和む。

とにかく、漠然と「小さな町に住んでます」って感覚ではあったものの、果たしてどれくらいの人が住んでるんだろう?と、市役所のウェブサイトで検索したら、2011年現在、市の人口は13679人らしい。(うわっ、小さ!)

そんな小さなこの町で、昨日は一年に一度の、文字通り「町をあげての大イベントぉ〜!」の夏のお祭りがあった。

タイトルは何故か「Firemen's Day」で、地域で活躍する勇敢でカッコいい、制服姿が"Sexy"で私の大好きな'Firemen'つまり'Firefighter'さん達(消防隊員)が中心の行事でありお祭りであり、夏の風物詩。(でも、なんで消防隊員?って謎は残るンだけど、毎年のことながら)

まずはカッコいい'Fire engine'(消防自動車)を中心にパレード。

時折、警察隊員も入り交じり。

*パレードを見る為、沿道に集合する住民*
(のどかだぁ〜♪)

クラクションやサイレンを鳴らしながらゆっくりと走行するカッコいい真っ赤な消防自動車たちの運転席や助手席、或は荷台?から笑顔で手を振るカッコいい消防隊員たち。

*消防隊員の制服ってやっぱりカッコいい〜♪*


*近隣の町の消防車も多数参加でパレードを盛り上げる*


*隣町のはしご車*


*水辺のスポットはギャラリーが少なく*


*旧式、年代物の消防自動車も登場*


*そして、毎年恒例の「放水アタック」受けたし!*
(こっちにホースを向け笑顔のFirefighter@トラックの上、後方)

パレードの後は公園にて、小さな子供たちが楽しめるイベントやゲームがあったり、特設ステージではライブ・コンサートがあったり。
(うちは行かなかったケド)

市バスの無料送迎サービスも夜中の12時まで!


長くなったのでここでひと休み。夜の部につづく・・・。

2011年8月12日金曜日

今どきの女の子

Q:70年代のアメリカを代表する女性像は?

と聞かれたら、

A:ファラ・フォーセット

みたいに、
その時代毎に流行の傾向(髪の色やスタイル、体型、唇のカタチなどなど)を凝縮したような、大多数の人の脳裏に共通して浮かぶ存在ってのがあるらしい。

その後、時代の流れに伴って新登場する新しいタイプの女性たちが、その都度、色んな新しい人気のトレンドを作り(それでも、いつの時代でもアメリカにおける暗黙のブロンド・ヘアー至上主義は否定できないらしいケド)、それは繰り返されて来た。

これまでの歴史を考慮した上で、「今どきの女性に求められるもの」ってのがTina Feyの本に(オモシロ可笑しく)箇条書きされてて、「へぇ〜!」って感じに妙に説得力があって笑ってしまった。

  • Caucasian blue eyes
  • full Spanish lips
  • a classic button nose
  • hairless Asian skin with a California tan
  • a Jamaican dance hall ass
  • long Swedish legs
  • small Japanese feet
  • the abs of a lesbian gym owner
  • the hips of a nine-year-old boy
  • the arms of Michelle Obama
  • and doll tits

だそうで、
昔ではあり得ない&想像も付かなかったであろう'Mix & Match'が興味深く、国際化した今の時代ならでは、、、って感じの発想が興味深い。

実際、'International Mariage'なんて異人種間での国際結婚も珍しいことでは無くなって、文字通り、色んな国々からの要素を受け継いだ混血(←ちょっと抵抗を感じる古い表現だけど、意味としてはストレートな部分、漢字ナイス!な熟語)と言うか、多国籍DNAのカクテルみたいな若い世代の人たちが世の中には沢山いる訳だから。

褐色の肌に青い瞳の組み合わせがエキゾチックだった時代の後にはもう、本当に何でもアリ!って感じのコンビネーションで♪


2011年8月11日木曜日

Science & Technology Museum

いよいよOttawa旅行記の終盤。

2日目に行った『Canada Science & Technology Museum』(カナダ科学技術博物館)は、前日に行った自然博物館と対照的に、自動車とか家電製品だとか、はたまた鉄道や宇宙関連の展示が豊富に展示されてて凄く面白かった!




博物館に向かって車を走らせてると、まず目印の赤と白の灯台が見えて来て、蒸気機関車や、そびえ立つロケットが敷地内(芝生の庭)に点在していて、車を駐車場に入れる以前にワクワク期待度が高まる。

一瞬、「え?」と思う程、建物の間口が狭くて、何だか随分と規模が小さい博物館なのかも?って不安が過るんだけど、ひと度、中に入って見ると不安は解消、建物の奥行きがもの凄く深くて、かなり広い。

*左手は大型客船のエンジン*

船のコーナーではタイタニック号の模型やデザイン、事故の詳細や当時の新聞記事まで多岐に渡って知る事が出来て興味深い。

同時にカヌーから大型の客船まで色んな模型も沢山あったり。

電話とかラジオとか、時代と共に進化した年代毎のモデルが展示してあって、実際に触って見たりも出来るのが楽しかったし。

車のコーナーではカナダ製の限定版自動車やソーラー・カー、古い皇室御用達の高級車が近くで見られたり、宇宙のコーナーではカナダが開発した'Canada Arm'や宇宙飛行士たちの宇宙での模様が見られたりして、とても興味深い展示の数々。


大型の蒸気機関車も何台か展示してあって、実際に中に入って見ることが出来るので、小さな子供たちが大喜びではしゃいでて可愛かった。

博物館内のカフェも充実していて、サンドウィッチやサラダ、マフィンなど出来合いのものを売っているだけでなく、その場でホットドッグやフレンチフライやパスタも調理してるので、出来立ての温かい食事も出来るのが嬉しい。

ドアを出ればピクニック・テーブル(アンブレラ付き)が並んでるので、外でランチするのも気持ちがいいし。

カモメがやって来たり、何やら正体不明の可愛い小動物が近くの茂みから顔を出したりってこともあったりするけれど。

勿論ギフトショップもあって、ロケットや科学実験的なアイテムやおもちゃが充実している。

私にとっては予想以上に楽しかった場所で、科学技術とか発明、乗り物や宇宙好きの人にはおススメ。


「隣の芝生」だったMichaels

Ottawaでの2日目。

滞在先のホテルで無料の朝食が意外にも、とっても充実していて魅力的なのに誘われて、急遽、そこでベーコンやら、スクランブルド・エッグやら、トーストやら、パンケーキやら、シナモンロールにマフィンやらのあれこれをお腹いっぱい食べ放題。

その後チェックアウトして、まずは、アメリカ系のチェーンで手芸材料の店『Michaels』へ。

その昔、オンタリオ州に住んでる際には、地元の「ケンブリッジ店」にしょっちゅう足を運んでは、季節毎の商品展開にワクワクしつつ買物を楽しんでたんだけど、仏語圏であるケベック州には出店してないのがヒジョーに残念無念。

前回は、義母の運転する車で二人でオタワへ日帰りで出掛けた際に立ち寄ったのが最後かも?かれこれ3〜4年前かな?

今となっては滅多に行けない『Michaels』なので、思い入れも強く期待も高まる感じで。

取り敢えず買ったのはフランス製『DMC』の刺繍糸、各色。


セールの際には、3つ(時には4つ)で$1とかだったりもするんだけど、生憎セールじゃなかったので1つ49セント也。

それでもこの辺りで買う値段の半分以下。

以前、聞いた話によると、フランスに近いイギリス国内での価格も、この辺りと同様か、或はそれ以上に高いらしいから、オンタリオ州でのセール価格は正に破格値!って感じ。

店内は早くも秋の雰囲気のデコレーションや商品があったりして。


なので思わずこんなモノ↓(ハエ・・・)を買っちゃったり。

*ブゥ〜〜〜ン*

久し振りの『Michaels』なので、実はジュエリー・メイキングの材料とかガラスのビーズなんかにも期待してたんだけど、結局、何も買わなかった。

種類も豊富で在庫数も多い分、陳列にはインパクトがあって一瞬コーフンするんだけど、でも、落ち着いて一つ一つの商品を見てみると、何となく品質が今ひとつ良く無かったりする感じでちょっと興醒めしてしまった、、、ってのが実際のところ。

殆どのビーズ類が中国製で、私が『Etsy』を通して時々買っているチェコやオーストリア製のものと比較すると、その色素だとか素材だとかに対して懐疑心を抱いてしまい、購買意欲が萎えてしまった。

フェルトも、東南アジア製のリサイクル素材のポリエステルとの混合アクリル製だったりして、かなりがっかりしたし。(これも『Etsy』では、ヨーロッパ製の手触りが良く高品質な100%ウール素材のものを売ってるSellerがいる)

そもそも北米で手に入る手芸用のフェルトって、日本で一般に売られてるのとは比較にならないくらい粗悪品って感じの現状ではあるんだけど。

いずれにしろ、あれほど楽しみにしていた『Michaels』での買物だったのに、店が提供するものと、私自身が個人的に求めるもの=需要との間には、時間の経過と共にかなりの格差が出来ていたらしい現実を知った。

日本と違って、一般に品質の高い商品が身近に溢れていない北米だからこそ、敢えてそういうモノを入手したい場合、『Etsy』みたいな存在が光る今の時代なんだろうと思う。

商品の価値や流通、人々のニーズや買物のスタイルは本当に多様化してるし、ある意味、一時期、日本で流行っていた人気の老舗や有名店からの「お取り寄せ」や個人輸入なんかが、世界規模で一般化して来てるような気がする。

あとはモントリオールならではのArts & Crafts店『De Serres』が、(Michaelsと比べて見ると)実は洗練された商品構成で、扱い商品もそれなりに高品質だし、陳列もお洒落っぽくオーガナイズされた店なんだってこと、改めて実感、私の中で再評価させられた感じ。
(Michaelsへの想いが強く、過小評価されてたのかも)


合間にDavidとKaitoには『Lee Valley』で買物をして貰ったり。
(『IKEA』Ottawa店の近く)

『Lee Valley』も基本、路面店は持たず、独自のカタログ注文販売スタイルで、ユニークなオリジナル商品(主に'tool'とか)を扱うビジネス展開が個性。


そして買物の後は、『Canada Science and Technology Museum』へ。

(まだ続くんかい!?)


2011年8月10日水曜日

妙な火曜日と本日の料理

何だか昨日は変な一日だった。

朝から気分が晴れなくて、何となくの不安感とか焦燥感みたいなものに襲われ、微妙に頭痛も感じたり。

ひょ、ひょっとしたらこれって、m.m.meno.menopause…?(←怖くて言えない)とか思ったら、気分は更にどよぉーーーん、と。

で、そんなところにタイミング良く日本の姉からの'Care Package'が届いたりなんかしたものだから、嬉々として開けて見たら美味しそうなモノがどっさり。

とりわけ美味しそうだった「かりんとう風のお煎餅」を食べ始めたら止まらず、まさに♪止められない〜止まらない〜カッパえびせん♪の世界。

えびせんに限らず、チーズ味/カレー味のカールとか、ハッピーターンとか、食べ始めると途中で止めるのが困難なお菓子って結構多くて、いつも具合が悪くなるほど食べ過ぎてしまう私ってバカなの?と自制心の無さに呆れてしまう。(まぁ、それほど日本のお菓子に飢えてる、ってのもあるケド)←苦しい言い訳

いずれにしろ、夕べから今朝に掛けて調子悪く。

なので夕べの晩ご飯は、本当に久し振りにDavidが「何やら面白いもの」(←冒険的な料理)を子供たちと作って食べたらしい。

今朝も頭痛がして起きられなかったら、予想外に
「仕事、休もうか?」
と、Davidが言うのでビックリした。

「え? 休んでどうするの?」と訊いたら

「ビョウニンのカンビョウする」って。

余りにも思い掛けない会話にウケてしまった。
(そんな深刻な病人ではナイですから!)

申し訳ないけれど、かなり久し振りにランチを外で買って食べて貰ったけれど、たまには目先が変って楽しいかも?なんて思ったり。

何しろ、家から持って行くサンドウィッチは、<アルファルファにマヨネーズ、トマトにベジパテにアボカド>というワンパターンだから。

これにリンゴが1つと、季節のフルーツ。そして、シリアルバーをおやつ用に持って行く感じで。


せめて今夜の晩ご飯は頑張って作ろうかな、と気合いを入れて、餃子と、大量のコロッケを作り置き用に。

この間、植木屋の『Gabriel's』までErikaとTrixie(犬)の散歩がてら歩いて行って、地元の穫れたて野菜を売る売店コーナーで、完熟のトマトや新鮮なズッキーニと一緒に買ったじゃがいも。

*Gabriel'sの地産野菜と果物を売る店先*


見るからに美味しそうだったけれど、実際、コロッケ用に茹でてみたらホクホクで美味しそうなマッシュになって嬉しかった。



炒めた玉ねぎとお肉を加え、ナツメグや塩こしょうで調味し、生クリームも加えカタチにした後、小麦粉+卵+パン粉をまぶし、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。

シンプルな昔ながらのコロッケって感じで。


2011年8月9日火曜日

オタワで鉄板焼き


午後8時の閉館時間近くに自然博物館を後にして、遅い夕食のため目指したレストランは、ずばり『Japanese Village』と言う名前の、「紅花」路線のスタイルでの和風鉄板焼きの店。

ステーキを和風味で楽しめる、、、ってのがミソかな。

*目の前の鉄板でシェフが
包丁さばきのパフォーマンスと共に調理してくれる*
(手前は胡麻ベースの「つけダレ」に
シェフが胡麻で'Happy Face'を作ってくれた)



時々、無性に食べたくなる「ビフテキ」(←仏語のカタカナ表記)でも、この辺りで食べる場合のソースは大抵、当然だけど「洋風」な訳で、肉の焼き汁を活かして作ったシンプルなのとか、ニューヨーク風と称して粗挽きの胡椒の利いた茶色いクリーミーなソースだとか、或はテキサス風にちょっとスモーキーなBBQ系の味だったり。

それでも、この辺り(ケベック州)で食べる限り、「グルメ風」にシェフが独自の味付けをしてくれてるからいいんだけど。

オンタリオ州の大衆向けレストランでステーキを頼むと、「単に焼いただけの牛肉」と一緒に、「スーパーマーケットで売ってる瓶入りのステーキソース」が買って来たままの瓶の状態でバンっ!とテーブルに登場したりするから驚く。

え”。。。コレかけて食べるの?(だったらレストランで食べる意味ナイじゃん?)みたいな。


いずれにしろ、やっぱり北米で醤油ベースの和風味ステーキが食べたくなったら、自分で裏庭のBBQで焼いて大根おろしでもおろして、醤油味に仕上げて食べるとか、あとはこうして怪し気な和風系のステーキレストランを開拓して試してみるとか、そんな選択肢で。


でも実際に「和風レストラン」に行って見ると、働いてる人々は日本人ではないアジア系の人ばかり、、、ってパターンは多く。

オタワのジャパニーズ・ヴィレッジも例外でなく、ウェイトレスさんと話してみたら彼女自身、中国人だし、マネージャーと一人のシェフを除いては皆、中国や韓国、ベトナム出身の人々が主らしい。

店の名前もレストランの形態や内装も、提供する料理の味も「日本」を前面に打ち出して、しかも、鉄板で調理するシェフはお決まりの日本語での挨拶(「ありがとー」とか「さよなら」とか、誰でも知ってるフレーズ)までするので、店を訪れるアジア系ではない人たちの目には、きっと純粋に「プチ日本体験」だったりするんだろうなぁ〜、なんて思いつつ。

向かいのテーブルに座った地元民のカップルが、熱燗を飲みながら寿司を楽しんでる風景は、まるで日本の居酒屋にでもいるみたいな場面だったし。

興味深く思うのは、カナダで暮らす中国、韓国系の人達が、わざわざ日本食レストランを選んで働く心理。

着物っぽい制服を着て、ちょっとした日本語を喋って、まるで日本人だと誤解されるのを前提みたいに振る舞うことに対する抵抗感みたいなものは無いのかな?なんて、詰まらないことを考えてみたり。



いずれにしろ、料理は純和風という訳では勿論なく、最初に出されるスープの名前が何故か「しゃぶしゃぶスープ」で、やたら塩辛かったりして。

グリーンサラダのドレッシングは、北米でも人気の「アジア系胡麻ドレッシング」ではあったけれど、北米で認識されてる日本風ドレッシングの特徴でもある「甘味」(つまり少量の砂糖の使用)は無く、これも塩辛い味で、焼いた肉を'dipping'して食べるための「つけダレ」と同じような味。

まぁ、鉄板用の野菜やお肉やシーフードの素材は良い分、単に鉄板で焼かれただけのそのままの状態でも充分に美味しいって感じで、美味しく頂きました。


包丁さばきのパフォーマンスは「凄いなぁ〜」とは思うものの、でも実は包丁がこっちに飛んで来ないかどうか?心配だったりもして、食べるのに100%集中できなかったりして。

「喋り」の上手なシェフならば、料理と共に立派なエンターテイメントとして昇華出来るかな、とは思いつつ。


店を出たあとは体じゅう、あの「焼肉屋行って来ました〜♪」って独特のニオイが染み付いてて、ホテルにチェックインしたのは夜の11時頃だったけれど、速攻でプールへ泳ぎに行って、ジャクジーもあったので歩き疲れた足を中心に全身のマッサージをしてから就寝。

オタワでの1日目が無事に終了〜。



2011年8月8日月曜日

Museum of Nature/自然博物館

木曜日は夕方5時以降での入場が無料の『Canadian Museum of Nature』(カナダ国立自然博物館)は、無料では申し訳ないくらい内容の充実した博物館だった。

*黄昏に染まる自然博物館の外観*


*建物外部(外壁)に施された野生動物たちのデザインの彫刻*


*上から見下ろすと足がすくみそうな吹き抜けデザインの内装*


*部分的に用いられた'Stained Glass'が効果的*


何しろ、日本語版のガイドブック(「地球の歩き方」とか)なんかでカナダの東海岸版を買って旅の準備に備えても、TorontoやMontrealはともかく、Ottawaなんてほんのちょっとしか情報が載ってないし。

まぁ今の時代は何でもインターネットで検索できるから、ある程度の下調べをすることは出来るけれど、余り熱心に調べなかったので(ってのはDavidには内緒だけど)博物館の内容を把握してなかった分、余計に感心&満足度は高かったかも。

階毎に違うテーマでの展示があるので、4階分に加え地下の全5フロア分で楽しめる充実感。

まずは1階の'Talisman Energy Fossil Gallery'からスタート。

最初から大迫力のサイズでの恐竜の骨格が出迎えてくれた。

*恐竜の骨の模型が幾つもあって楽しめる*


そう言えば私、恐竜って意外と好きだったのよね。。。ってのを思い出して(←遅っ!)何気にコーフン。嬉しくなった。


*バラエティに富んだ色んな種類の恐竜たち*


順路を進んだ先に思い掛けず、小さい『ジュラシック・パーク』みたいなのが再現されてて、うわぁ〜!って感じで楽しくなっちゃった。

*実際に触って見たり、写真を撮ってる家族連れが沢山*


恐竜のあとは、2階の'Mammal Gallery'と'Blue Water Gallery'、3階の'Earth Gallery'、そして、4階には'Bird Gallery'があって沢山の種類の鳥の剥製の展示と共に、どの階にもちょっとしたクイズコーナーみたいなのがあって、ゲームを楽しみながら知識を深めるのに役立ちそうな設定で飽きさせない感じ。

1階に戻った後はカフェテリアでおやつを買ったり、ギフトショップを覗いてちょっとしたモノを買ったり。

*ギフトショップで買った「ちょっとしたモノ」*
(ほんの3cm程度の小さな小さなシロクマ@陶製)


そうそう、地下には'Animalium'のタイトルで、色んな種類の昆虫が飼育&展示されていて正直「ひぇぇぇ〜〜〜」って感じ。

まぁ、タランチュラとかサソリとかは(内心、怖いケド)いいとして、大量のゴキブリ(しかも北米サイズ!)だとかナメクジなんかの、いかにもグロい系が元気良く(?)動き回ってる様子の観察には、思わず鳥肌もので卒倒しそうになりました。(なので、子供たちを残してサッサと退場〜)

いずれにしろ、重厚な建物内には展示物が豊富で、片っ端から閲覧して行ったらあっと言う間に2〜3時間は費やしてしまう感じ。

疲れたら1階のカフェテリアでスナックを買って、充分な数の椅子とテーブルが揃った飲食スペースで休めるし、博物館ならではのお土産が買えるギフトショップの商品もかなり充実してる感じで、私にとって、オタワでの新たなお気に入りの場所。