2016年5月8日日曜日

紫はプリンスの色

今日は母の日。

日本は北米よりもひと足早くに母の日を迎えたので、夕べ実家に電話を入れた。

鉢植えの赤いカーネーションをネット注文して送ってあったんだけど、まずは電話に出た父が嬉しそうに

「綺麗なお花が届いたよ〜、ありがとね〜♪」って。

まるであたかも自分に贈られたかのように言うので戸惑った。

まぁ、とにかく父も母も共に揃って何とか元気に生活できてるから有り難い。


私なんて、まるで毎日が母の日みたいな生活だから更に有り難いんだけど。

ありがたやー、ありがたやー、と感謝の日々で。

だから今年は自分へのプレゼントではなくて、ユニセフの募金に寄附した。


当初から今夜は宅配のピザ(実際にはピックアップだけど)を食べる予定だったから、デザート用に今シーズン初のキィライム・パイを作った。

朝は Davidと二人、子供たちがまだ寝てる間に Trixieを連れて犬の公園に行った。

公園に向かう途中、以前から Davidの気になっていた『SONIC』と言うドライヴインみたいな軽食のレストランに寄って、車の中での朝食を食べた。

日本にも勿論「ドライヴスルー」はあるけれど、アメリカは、カナダよりも更にドライヴスルーのサービスが多い気がする。

レストランだけでなく、銀行のサービスもドライヴスルーだったり。


犬の公園から帰った後は、Kaitoを加えて3人で映画に出掛けたけれど、上映時間の変更があったようで、次の上映までの待ち時間が長いから諦めて帰宅。

帰り道、ガーデニング用の土を買って来た。

少しだけ、既存の花壇に手を加える予定で。

ま、単にホスタを株分けして殺風景な部分に移植するだけの作業なんだけど。


あとは普通にのんびりの日曜日で。


相変わらず思い付きで始めるプロジェクトが幾つもあって、それぞれが割りと面白く進んだりすると、気紛れで始めて見たとは言え最後まで完成させることになるので、あれもこれもと収拾がつかない状況なのはいつもの事で。

少し前に「プリンス」が急逝して、ミネソタが地元の彼だけに、新聞には毎日、彼の記事がプリントされていて、縁あってミネソタ在住の身をなった私にとっても、そんな状況は更に彼の存在を身近に感じさせるものがあり。

ある日、雨降りの日があって、思わず♪パープル・レイン♪を口ずさみながら新聞を読んでたら、在りし日のプリンスの写真に目が留り、、、何となく、彼の姿をラグ・フッキングの手法でフッキングしてみたい欲求に駆られた。

予め計画してた訳じゃないから、下絵のデッサンとか構図とか無しで。

まさに落書き風のフリーハンドで。

紫色のウールでアウトラインをフッキングしたら、割りといい感じで。

思い掛けず気に入ったので、小さい作品だけど、仕上げて見ることにした。

ま、最終的にどんな風に仕上がるのか?見当も付かないけれど。

いつもの「気紛れ作品」なので。

*取り敢えず、紫色の濃淡だけで制作中*



*最初の気紛れ "doodle"のアウトラインはこんなスタートで*


紫色を基調にフッキングして、デザインの一部に薔薇も紫で加えてみた。


電話で話したばかりの父が、たまたま薔薇のアーチを作ってる最中で、色んな種類の薔薇を買って来て庭のあちこちに植えてるって話で。

薔薇は私も大好きで興味があるから、一体どんな種類を買ったのか訊いたら、何だかとっても珍しい「青い薔薇」らしいってので更に興味津々。

名前を訊いたら「ソニアドール」って。

早速、検索してみたら、青と言うよりはやっぱり紫色の薔薇だった。

偶然、プリンスの薔薇と一緒だわ♪




6 件のコメント:

  1. のぉぉぉーーっ

    プリンス素敵っ、凄くプリンスの雰囲気出ていて
    仕上がり楽しみ過ぎます。

    紫はプリンスの色ってわかるーっ

    紫のバラで「ガラスの仮面」思い出す昭和な私ですが
    ご実家の薔薇素敵そうですね、薔薇は育てるの難しい
    と聞いているので尊敬します。


    紫と言えば義母に薄紫の絞りのハイネックと紫の
    サマーニットベストを母の日の送ったらたいそう
    喜んでいたのでなんだか紫に縁があるわ~~。

    この調子で紫つながりの紫式部の使った櫛とか
    拾えたら大儲けなんですが・・・・・


    夢見る私でした。



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  2. お父様がご近所にいたら薔薇友達になれたかも~なんて勝手に妄想しています(笑

    薔薇は一度はまると、もう抜け出せないって感じになりますからね~。

    ご両親がお元気そうで何よりですね。

    プリンスの雰囲気がバッチリ出てるって感じで、天国にいる本人が見たら凄く喜ぶと思います!

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  3. きゃ~プリンスだ☆彡 色、面影等そのまんまでないですか!
    私たちが若かりし頃のスターがどんどん天国に行ってしまって寂しいですよね。

    お父様、バラですか。
    昨年、中の島のバラ公園に行きましたが凄く色んな種類があって奇麗だったな~。

    母の日、カーネーション、虹色のとかありましたよ。そこまでしなくても・・・なんて思ってしまう私。
    一本のお値段が凄くって私ならいらないわ~、ってかは母でない私、誰もくれないけどね(苦笑

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  4. Mutsukoさん♪

    ありがとうございます。
    フリーハンドの落書き風なので、雰囲気だけでも出せたらいいかな、という自己満足の領域ですが。

    「ガラスの仮面」もの凄く人気でしたよね。
    個人的には何故か縁が無く、不思議なんですが実はほとんど何も詳しいことは知らなくて。

    ほんと薔薇は難しいっていう先入観ありますよね。
    最近は種類も豊富だし、育て易いものも増えてるようですので、私も以前は幾つか植えて育った経験もあります。
    近いうち、植えてみたい欲求がじわじわ〜っとしてるところです。

    薄紫とか紫のニットとか、それだけで素敵な響きですね!
    喜んで貰えて更に嬉しいですね。

    紫式部ーーーっ!
    わはは。

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  5. まゆみさん♪

    多分、父は無我夢中で植えてるかも、ってな印象がありますから、経験豊富なまゆみさんがお近くならきっと参考になるアドバイスを沢山頂けたかな〜と思います。
    薔薇の魅力にはハマりますよね〜。
    店頭に並んだ薔薇を選ぶのにはいつも迷って、綺麗な品種の中から結局は気候にタフなのを買ってましたが楽しかったです。
    イギリス発祥のブランドが、薔薇の香水を出してたのですが、商品の変更があり品質も変わってしまい疎遠になってるのが残念です。

    プリンスの死後、彼についての逸話を見聞きする機会が増え、新たな関心を抱いてるところです。

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  6. paraさん♪

    おぉ〜、ありがとうございます。
    本当に、今年はまずデイヴィッド・ボウイの死が強烈なインパクトでしたが。
    自分自身、歳を取って来ている現実に気付かされる感じで。

    薔薇園は、甘い香りに包まれて夢のような場所ですよね〜。
    中の島、、、のは行ったことがありませんが。

    虹色のカーネーションですかー。ちょっと想像もつきませんが。凄いですね。
    行事があるとお花の値段も跳ね上がりますよねぇ〜。
    普段でも、お花は高価な気がして、なかなか気軽に切花を買う機会がないのは残念ですが。
    文化的、経済的な育った背景とかもあるだろうし、あとはやっぱり文字通り「花より団子」の方がいいって現実もあったり。(笑

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