2014年5月6日火曜日

フックド・ラグ新作

そうこうしているうちに週末も終わり。

ブログも気が乗らないと放置気味で数日が経ってしまう。

まぁ誰にも何の役にも立たないブログだから気紛れペースなんだけど。


母の日がやって来るので、ちょっとしたプレゼントの用意をして
カナダのモントリオール宛て(義母用)と、
日本の実家宛て(母用)と、
それぞれ無事に昨日、発送する事が出来た。


混雑する郵便局の列で、たまたま待ち順が前後だった感じのいい女性と、それとなく始まった立ち話から世間話へと発展して、思い掛けず楽しいお喋りが出来て嬉しかった理由の一つは、その「アメリカ人女性」がカナダのモントリオールを良く知っていて、実際に訪れた事があり、「モントリオールはとてもお洒落で綺麗な街ね」と言ってくれたから。

私自身、正確にはモントリオール市内で暮らした事はなく、飽くまでも「郊外」在住だったのではあるけれど。

それでも、多くのアメリカ人にとってカナダは「未知の北極に近い遠くの外国」って感じのイメージなんだって事、アメリカで暮らしてみて初めて知り、私が初対面のアメリカ人に「最近カナダから引っ越して来た」と話す度に、「へぇ〜カナダってすっごく寒いんでしょう?」とか、「ごめんなさい、カナダについて何にも知らないわ」みたいな反応にも慣れて、驚かなくなって来てたから。

カナダに行った事のあるアメリカ人て、実は割りと少ないのかも。

アメリカに行った事のあるカナダ人は、それこそわんさかいると思うけど。


いずれにしろ、見知らぬ人とのお喋りは、このところ滅多に無かったので新鮮で余計に楽しかった。

まだまだ新しい土地での社交に努めず、家に籠ってる時間が多いから。

まぁ引き蘢りの甲斐あって、多少は手芸に勤しむことが出来たり。


何と言っても今度の家のサンルームはキッチンの前にあって、テーブルの上にやりかけの手芸材料や道具や作品を出しっ放しにしておけるので、気が向いたり、ちょっと手が空いた時に作業できるのがとてもいい感じ。

例えば料理の合間とか、珈琲を淹れてる間とか、ポットのお湯が湧くのを待っている間とかに、気軽にやりかけの作業の続きが出来るから。

これまではいつも自分の机やダイニングの食卓の上が作業場所だったから、作業の度に道具を一式引っ張り出して来て、作業の後にはまた後片付けをして、って具合だったので、出したり仕舞ったりその繰り返しはけっこう面倒だったし、だからそうそう気軽に作業出来なかったのよね、振り返って見ると。


なので次回、家を買う際には、キッチンの近くで作業場に設定できる空間(アトリエとかスタジオとか呼べる)があるといいな、、、なんて。



今日ようやくフッキングを完了した「クリムト風」のラグ作品。


壁掛けに仕上げる予定で
クリムトならではの煌びやかな金色の装飾を施したい欲求もあり。

キラキラとした色の刺繍糸やガラスのビーズを用意。


このプロセスは今後のプロジェクトで。


あとは合間に「ゴッホ風」のひまわりを3Dでフッキング。


下絵無しのフリーハンドと言うかフリーフッキングと言うか。

つまり気紛れに行き当たりばったり的な進行で。



6 件のコメント:

  1. え~~~!!!フリーハンドでこの3Dゴッホの向日葵を仕上げたんですか!?凄すぎ!でも、まゆみさんにとっては、なんなく仕上げたって感じなのでしょうね~。

    壁掛けになる作品も素敵ですね~♪
    この女性、美人だわぁ~(笑
    どんな風に仕上がって壁にかかるのか楽しみにしてますね。

    何気ない話から、親近感が湧いて楽しいお喋りが出来て良かったですね。

    返信削除
  2. いよいよ、完成いいですね。インパクトあるわ~
    和と洋の融合でエキゾチックですね。
    更なる進化楽しみです。ひまわりもね。
    私もいつも広げっぱなしで、お料理しながら・・・テレビを見ながら・・・いつの間にか出来上がっています。
    連休は実家に帰り、母を乗せて菜の花と桜のきれいな道をドライブしました。秋田にもやっと春が来ました。
    ミネソタももうすぐですよ。

    返信削除
  3. まゆみさん♪

    ラグフッキングって、編み物と似ていて、、、と言うか、油絵と同様な感覚でもあり、何度もやり直しが利くので気軽に試しながら「色を置いて行く」って感じの楽しさがあったりするんですよ。
    そういう意味ではフリースピリットと言うか。(笑
    まぁ、その辺りの型にはまらない柔軟さが私にとっては魅力なんだと思ってます。
    ルールに従った作業とかは余り好きでないので。(笑

    お褒め頂いてありがとうございます。

    この土地で、友達作りを始めてみようかどうか、今一つ切羽詰まった必要性を感じないので、躊躇してるところだったりしますが、それでもやっぱり、女同士の気軽なお喋りって、楽しいものだなぁ〜なんて、懐かしい感じがしました。(笑

    返信削除
  4. yanaさん♪

    ありがとうございます。
    ゴッホの向日葵を遊び半分に始めてみたのは、実はyanaさんに頂いたコメントに触発された経緯があります。(笑
    まぁ、模写、と言うか、オリジナルの絵そのままのデザインなので「悩み」に費やす時間が無い分、進み具合は早めですね。

    あぁ〜、やっぱり作業は身近なところで「出しっ放し」にしておくってのが鍵のようですね。
    以前の家はとても小さくて、余裕のスペースが無かったのです。
    「いつの間にか出来上がってる」って感覚、いいですね!
    今回のクリムト風のラグがちょうどそんな感じで、あら!と思ってたとこでした。
    家事の合間に少しずつ、、、って凄い効率ですねー!

    ご実家に行ってらしたのですね〜。
    連休でしたものね、日本は。
    ミネソタも、ようやく20℃越えの日がチラホラと言う感じの今週です♪

    返信削除
  5. 3Dひまわり・・・・本当に感じが出ています。
    織物でもループを作ったり、シャギーにしたり、また逆に隙間を空けるスマックという手法をつかうと3D的になります。
    ゴッホと言えばひまわりですが、以前箱根のポーラ美術館で見た、アザミも迫力があり忘れられない作品です。娘は6歳の時見たMOMAの星月夜が忘れられないと、ボストン住んでいた時にまた見に行きました。

    まゆみさんのひまわり、背景がどうなるのかとても楽しみです。

    返信削除
  6. yanaさん♪

    ありがとうございます。
    織物の世界も色々と多様な技術があって奥深そうですね。
    ゴッホの「アザミ」、実は認識が無かったので検索してしまいました。
    これまで目にした記憶もないくらいの存在感で、驚きました。
    色味が独特で、ちょっと控え目な配色で個性を放ってる感じの作品ですね。
    いずれにしろ、幼少の頃から美術に触れる機会があるのは素敵なことですね。
    幼い時に受けたインパクトって、その後も残りますものね、きっと。

    ひまわりの背景は、多分シンプルで素っ気ない感じに仕上がるかと思います。
    バッグにでも仕立て上げてみようかな、とも思いつつ。

    返信削除