今日は朝から晴天、イースターの日曜日。
で、うちにも「イースター・バニー」が来てくれました。
子供たちが朝起きると、
ダイニングの食卓の上にイースター・バニーからのプレゼントが!
ってのは、子供たちが小さい頃からの伝統なので。
十代になってしまった子供たちにはもう
クリスマスのサンタクロースと同様に
幻想の中での存在であることは周知の現実だし、
さすがにもう、バスケットを片手に
卵の形をしたチョコレートを競って探す行事もしないけれど。
それでも何となく、
わざと子供たちを「子供扱い」して季節の行事を楽しむのも
ちょっとした家族内での内輪ジョークみたいな感じで、
私に付き合って喜ぶ振りをして楽しんでくれる子供たちの
コラボレーションに彼等の成長を見るのが嬉しかったり。
*イースターと言えば、これ「金色の兎」は定番で♪*
この辺りには野兎も多いらしく、
最近、Davidが夕食後に Trixieと散歩に出掛ける度
あちこちの庭先で駆け回ってる兎を目にするらしい。
毎年イースターの夕食には
決まって Davidの両親の家に行き、
義理の妹も加わって賑やかに食卓を囲むのが通例だった。
今回それが出来ないのは残念で
それは彼等も同様みたいに昨日、電話したら寂しがってた。
これまで義理の母がいつもメインの料理をしてくれて
私と義理の妹はいつもキッチンの補佐役だったんだけど。
今回は初めて、私が自分で作る七面鳥のロースト。
デカい七面鳥をオーブンに入れて焼く為の
ホーロー仕上げで出来たデカい「たらい」のようなローストパン。
カナダからの引越しの際に持って来たんだけど
気付いて見れば蓋にデカく「USA」のマークが。
七面鳥のローストは過去に何度か、数える程の回数だけ
イースターだか、サンクスギビングだか、
はたまたクリスマスだったかに作った事があるのみで
しかもそれはずっとずっと以前の話で。
なので今回、お世話になるのは
Davidの祖母から譲り受けた年季の入った料理本で、
これはもう私にとって、ううん、我が家にとっての貴重な財産みたいな。
*つまり、我が家の「家宝」ってやつですかね*
表装のデザインにしろ、イラストにしろ、
とにかく時代を感じさせる「お料理の歴史本」みたいな存在。
そして今夜のデザートには
「バタータルト・パイ」も焼くつもりで。
実はこれも、いつも義母が焼いてくれたので
私は自分で焼いた経験がまるでなし。
そこでお世話になるのがこの本。
実はこれ、Davidの友達から
私たちへの結婚プレゼントに貰った料理本で、
だからこれも、かれこれ20年以上も経ってる
ある意味、ヴィンテージなシロモノ。
最近、必要なレシピがあれば何でもネットで検索出来るから
わざわざ敢えて料理本を買うこともなくなって来てるけど。
でもこうして見ると、長年に渡って所有する価値のある
愛着を感じることが出来る本の存在ってのも嬉しい。
何もかも、その場その時に必要な一瞬の情報としてのみで
物質的に実在しない知的消耗品として場所を取らないのは
シンプルな生活様式に合って、経済的でもあるんだろうけれど。
カタチとして残るモノが一切ないとしたら、
それは例え環境的にフレンドリーだとしても、
それでもやっぱり、ちょっとだけ物足りなく感じるのは
私がもう古い時代の人間だからなのかどうか。。。
最近、気がつけばキッチンに立ってる、ってくらい
台所で時間に追われてるような気がするんだけど。
主婦としての宿命と言うか。
七面鳥をオーブンで3〜4時間は焼くとして、
そろそろ「スタッフィング」の準備に取り掛からないと。
子供たちをアシスタントに、
では、
そろそろイースターの晩餐の為の料理に取り掛かりますっ。
さて!
(珍しくエプロンでも引っ張り出して来て掛けてみよっかな)
朝から金色のウサギを見せて貰ってなんだか
返信削除こっちも幸せのお裾分けをして貰ってるみたいな気分♪
行事ってやっぱり美味しいお料理や家族、友人の思い出とともにあったりしますよね。
家宝のお料理本が大活躍しそうですね!
あ~焼きたての美味しいお料理の匂いが漂ってきそうです(*^-^*)
素敵なイースターを!
まゆみさん♪
返信削除ありがとうございます。
只今、七面鳥はオーブンの中こんがり焼かれてるところだったりします。
あら、それは私も嬉しいです。
金色のうさぎでハッピーな気分とは。
でも、きんきら光るうさぎはラッキーな容姿かも、ですね、言われて見ると。
特に家族行事って、文字通り、集まる親族が多いとその分イベント的に盛り上がって楽しい雰囲気だったりしますものね。
ちょっとぐらい狭くてもギュウギュウに食卓について、あぁー椅子が足りない!とかって別の部屋からえっちらおっちら運んで来るようなドタバタな感じ。
そんなのこそ、懐かしく思い出すような。(笑
まゆみさんも素敵な週明けでありますように!
イースターバーニーがお店に並ぶと、(色もきれいで)いよいよ春の訪れを感じてうきうきしますよね。
返信削除野ウサギは、すばしっこくて、子供にウサギよ!!といった時にはもういなくなっていて・・・・・
オポッサムって見たことありますか?丁度今ころの季節、庭先に親子が来ていてびっくりしました。冬眠から覚めたてなのか、ふらりふらりと歩いていなくなってしまいました。子供たちもいて大喜びしましたが、夜行性なのか後にも先にも見たのは一度だけです。
ターキーは美味しく出来ましたか?
私も結婚するときに買った飯田深雪(ご存じないかも)の家庭料理とかコルドンブルーのレシピーとか基本に戻って・・・・というときに引っ張り出して見ています。おばあさまのご本なんて素敵ですね。
yanaがかきました。
返信削除yanaさん♪
返信削除本当に、イースターはパステルカラーだったり、可愛い動物たちがモチーフだったりで、嬉しくなりますよね。
オポッサムは聞き慣れなかったのですが、どうやらポッサムと同じらしく、夫がテキサスで見たと話してたので、てっきり南部の動物かと思ってました。
(お土産のヌイグルミがあります)笑
この辺にもいるかも知れないんですね!
いずれにしろ、夜行性の動物は多いですね。
野兎も、割りと夕方過ぎに見掛けることが多いみたいです。
ターキーは意外と簡単に美味しく出来て、意気込んでた分、ちょっと拍子抜けしました。(笑
本が古い分、味付けも現代とは微妙に異なり、自分なりの調整が必要なようですが。
あ、わかりますよ!(笑
返信削除本の価値って検索では絶対ない魅力に溢れてますよね!って今長々コメント書いてアップの段階で消えてかなりショック。・゜゜(ノД`)
返信削除だからスマホ嫌いー、わー、もう同じ事書けないショックお察しくだせー。
わーーん。悲しー。七面鳥たべたーい、うさチョコ可愛いー。
また来まーす。(。´Д⊂)
Mutsukoさん♪
返信削除あー、わかります、せっかく書いた文章を消してしまうって。。。ほんと、ガクッとなりますよねぇ。
ごめんなさいねぇ〜。(と、何故か謝ってみる)笑
特別に思い入れがあるような大好きな本は、やっぱり「所有」したいですよね〜。蔵書として。
何気に、図書室とか読書室とかある家の本棚にぎっしりと本が並んでる図ってのは、いつの日にかの夢だったりもして。
余談で、うさチョコ、半額セールになってました昨日。(笑