2010年9月18日土曜日

クリニークのボーナスセット

コスメって昔からそうそう興味がある訳では無いんだけど、でも、若い頃(!)には、まぁ、それなりに化粧品への出費もあって、何とかそこそこ綺麗に見える努力はしていたらしい。
(って、既に他人事みたいな程、過去の話っぽい。。。)

化粧品とか乳液とか、直接、肌の健康に関わって来るようなものは、何となく国産の方が日本人の肌に合うような気がして、外国製品は避けてたけれど、それでも、ブラシを使って自然に仕上がるタイプのパウダーは長年「Clinique」を愛用。

「Clinique」は、日本でも年に何度か『ボーナスセット』を発売して、旅行に便利なコンパクトサイズの容器とか、特製のポーチなんかが魅力だった。

カナダでも勿論、新製品のマーケティングの一環として、『ボーナスセット』が発売される。

*カナダのデパート『The Bay』の広告*

日本との売り方の違いは、『ボーナスセット』をお得な価格で予約&販売するのでは無くて、ある一定額($26. 5ドル)を越える商品の購入者に”無料で”プレゼント、と言う形式。

*$26. 5以上のお買い上げで貰えるセット↑($70相当)*

この辺りのマーケティングの違いって面白いなと思う。

例えばドーナツなんかを買う際にも、日本で100円のドーナツを12個買うと1200円だったりするのは常識かと思われるけど、この辺では、1ドルのドーナツが12個は6〜7ドルくらいで買えたりする。

買う量が増えると、1個あたりの単価が安くなる発想。

まぁ、それはいいとして、気になるのは↓この新製品。

*加齢によるシミなどに効果があるらしい(ホントかな?)*

この63ドル也の投資↑が果たして価値があるのかどうか?

まぁ、ドーナツでも食べながら考えてみよっと。


4 件のコメント:

  1. 昔、資生堂の方と話をした時、「クリニークはファーマシーのようなイメージ戦略で良い印象を与えているけど、日本人の肌には一番合わない。アルコールの量が半端じゃないので、ケミカル・ピーリングしているようなものだ。」と言っていました。
    パウダー系はそんなことないでしょうけど。

    欧米の売り方で凄いと思うのは、buy 1 get 1 です。
    日本では、景品表示法という不当競争を禁止する法律で、プレゼントできる商品の金額が、購入商品の金額に対して「景品類の提供に係る取引の価額の10分の2の金額(当該 金額が200円未満の場合にあつては,200円)の範囲内」と設定されているので、buy 5 get 1 しかできないようになっています。

    実際は、プレゼント商品の金額は仕入れ原価で良いので、原価率が1/5だとすると、buy 1 get 1 もできなくはないのですが、日本ではbuy 2 get 1 もやりません。

    クリニークの「$26. 5以上のお買い上げで$70相当プレゼント」を日本でできるとしたら、$70相当商品の仕入れ原価が$5.3とバレちゃう事になります。 笑。

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  2. まぁ! LMさんとコスメの話題でも盛り上がれるなんて、守備範囲、広いですね♪(笑

    やっぱりね〜。
    クリニークの化粧水の強さはハンパなくて、肌がヒリヒリして、とても連続使用は無理でしたもん!
    それでも愛用してる日本人はいるみたいですけどね。
    因に、ファンデとパウダーの使い心地は、問題ないので好きですけどね。

    なるほどやっぱり日本には法的な規制があるんですね、売り方の。
    北米では、出来るだけ量を売りさばいて勝負!的な感じですもんね。
    買えば買う程、Saving率が高くなる。

    それにしても、化粧品の原価ってべらぼうに安いらしいですもんね。
    お洒落なデザインの容器とか、ブランドのネームバリューなんでしょうね、価格は。

    ただ、美白とかシワとかへの効果を売りにしてる商品には『セラム』(?)とか、コラーゲンとか、”魔法の成分”が威力を発揮しそうな幻想があるし。。。(笑

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  3. 遠い未来の為に、一つお知らせしましょうか?

    ご存知かも知れませんが(シワ)、
    Ceramaide Gold Ultra Restorative Capsules by Elizabeth Arden.

    定価は28ml 10,500円(本体価格10,000円)。
    でもかなり安く買えるようですね。
    http://kakaku.com/beauty_health/ss_0018_0003/query=%83G%83%8A%83U%83x%83X%83A%81%5B%83f%83%93+%83Z%83%89%83%7D%83C%83h%83S%81%5B%83%8B%83h/

    他にも、ラインナップが増えたようです。
    http://www.elizabetharden.jp/skincare/index.html


    ちなみに、ルージュの原価は数十円という噂も…。 笑。

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  4. LMさん

    でも、どういう訳か、アジア人の特典として、同年代の欧米人のようにはシワで苦しまずに済む、ってのがありますね。
    なので、
    高い化粧品のお世話になるとしたら、専ら『美白』かも知れません。
    価格の秘密を知りつつ、それでも化粧品を使う「綺麗になりたい」欲求ってのは、女性ならではの情熱(執念?)みたいなものさえ感じますね。(笑

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