2010年9月15日水曜日

ツル、折れますか?

小学6年生の娘 Erikaが学校から帰って来たので、私が

『今日はどうだった? 何か新しいことあった?』

といつもの様に訊いたら、

『あ、今日ね、ARTの時間に折り紙したよ』

と言うので、へぇ〜♪と感心してしまった。

『で、何を折ったの?』

『ツル!』(←典型的)

*あ、因に、実際の会話は英語です*



でも、日本人にとって身近な「折り鶴」とは言え、久し振りに折って見よう、、、♪なんて思って折りだして見ると、「あ、あれ?」「この次、どうするんだっけ?」ってな具合に、意外と複雑で思い出せなかったりするのよね。

子供の頃に充分、何度も繰り返し折ってるはずのツルなのに、思いっきり忘れてる自分に冷や汗!

折り紙パックの裏に付いてる「折り方手順」を見つけ出して来て、それを見ながらようやく折り上げた、いよいよ”なんちゃって日本人”化が進んでる体たらくな自分が切なくなった。

それにしても、小学6年生とは言え、カナダの子供たちにツルを折らせるのは至難な技だろうなぁ〜とか思いつつ。

だって、カナダの子供たちって不器用な子が多いんだもん。

学校のボランティアする度、いつもカルチャーショックを受けてたけど、皆、大雑把(←良く言うと大らか)で、「角と角を<ピッチリ>と合わせる」だとか「真っ直ぐと<シッカリ>折る」だとかが ”苦手” 、、、と言うか、そういった細部には余り気を配らないと言うか。

そういう細かい事にいちいち拘るのって、つくづく日本人特有の気質なんだろうか?と自問自答させられる場面多しで、悶々とさせられてばかりいた。

家での復習を兼ねて、Erikaとふたりで一緒にツルを折りながら、
「ピッチリ」「まっすぐ」「しっかり」「きちんと」
を繰り返す私に、Erikaが

『Mommy, You Are Sooooo Japanese.』

と言うので、

『Yup!  Detail, Detail, Details!!!』

と一緒に笑った。


その後で、Erikaが

『でも、それって素敵だと思うな、私は好き。
Mommyが日本人で良かったよ♪』

って言うのがちょっと意外で、なんか嬉しかった。

4 件のコメント:

  1. 素敵なお嬢ちゃま。

    で、クレーンを折ったんですね?

    正しくはクレインでしょうけど、日本語なら、クレーンですよね。 笑。

    今はネットにいろんな折り紙の手順が紹介されていますよ。

    東大だか、どこかの大学にはトイレットペーパー折り紙のサークルもありますし。

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  2. LMさん

    ほんと、例の(笑)カタカナ表記ってややこしいですよねぇ〜。
    工事用のクレーンもツルもCRANEなだけに、カタカナでの”差別表記”のしようがありませんもんね。
    (でも、ツルの場合はクレインかな?)笑

    確かに!
    今の時代は何でも『?』はネットで検索出来ますもんね。
    素晴らしい世の中です。(笑

    でもって、検索しました!「トイレットペーパー折り紙」!
    もうね、感動しましたよっ!(笑
    なんか凄い世界ですよねー。
    あぁ言うのって、やっぱり「さすがにジャポンだわ」って世界なんでしょうかね。

    でも、入ったトイレに『鳳凰』とかあったらビビるなぁ〜。(笑

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  3. 「トイレットペーパー折り紙」

    楽しんでいただけたようで、良かった♪

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  4. LMさん

    また面白いモノあったら教えて下さい♪(笑

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