2010年5月15日土曜日

多言語脳、そしてエリンギとの再会

これまで2〜3年mixiをやって来て、閉塞感を感じ、このブログを始めた訳だけど、毎日の生活の中では色んな事があり過ぎて、それらをカテゴライズして整理するのは難しい。

感情も思考もあちこち散らばって、おまけに、それらを表現する手段として、頭の中で日本語と英語とが行ったり来たり混乱する。

どうしても日本語で書きたいのに、単語やフレーズが英語でしか浮かばず英和辞典で日本語の表現を引いたりして。

言語だけの問題でなく、精神的にも「なんちゃって日本人」化している自分を感じる。

かと言って、完全に「カナダ人」と言う訳でもなく。


木曜日の晩はNewcomers' ClubのGeneral Meetingがあって、5月は「Hilarious Laughter Yoga」の予定で楽しみにしてたんだけど、指導者の健康上の都合で急遽キャンセルになり残念だったものの、来年度の役員の選出&投票は無事に行われ、Activities Chairとしての私の任期もようやく終わりを迎える。

何よりも興味深かったのは、香港出身の中国人Annに初対面したことと、比較的新しいメンバーで来期の役員になったスコットランド出身のAlisonと知り合ったこと。

Alisonとは数回、顔を合わせてはいたものの折り入って話す機会が無かった。

彼女は、前回アメリカからヒラリー・クリントンさんがOttawaにいらしてた時に、同時通訳者として従事し、G8などの国際会議でも海外からの首脳たちを相手に仏英の通訳をするらしい。

英語から日本語への和訳翻訳は経験もあって、尚かつ、その難しさを理解している私にとって、『同時通訳』をこなす能力のある脳ミソと、恐ろしい集中力はまさに不可能の世界。

英仏を含め、5カ国の言語を操る彼女に興味津々の私は、その辺りの話題から振って、仕事を巡るエピソードからそれぞれの国の国民性について、その他、あれこれ話が盛り上がって楽しかった。
(どうやらスコットランド人と日本人には似通った国民性があって、まるで別世界の北米で北米人に混じって生きて行く為に通る精神的葛藤や妥協を経て何とか順応して馴染むプロセスが似ていて共感できるし、そういった連帯感は時として励みになるという事実)

私も益々精進しなければ!って感じで。(何を?)


でもって、ブログの話に戻ると、
自分が「どうしてブログを書くのか?」まるでタイトルよろしく『悶々と』してみたり。

うーん。
カテゴリーはともかく、悶々と自分の中の日本人の私に向き合いながら日本語で思考する、ある意味、日本語脳を維持する為の訓練だったりするのかも?

でもって、脈略もなく突然キノコ。

去年の夏、日本で初めて食べた「エリンギ」が美味しくて気に入ったんだけど、思い掛けずカナダで感動の再会!

名称はKing Oyster/キング・オイスター。やっぱりキングだ。

2 件のコメント:

  1. ブログは日記です。じゃ、だめか。

    何故書くのか。
    自分のことを誰かに知ってもらいたいからでしょうか。
    それとも、共有したい部分があるからでしょうか。

    自分はその両方でもってブログを書いています。



    以前付き合っていた彼女は英語がべらべらで
    寝言を英語で言うくらいでした。
    が、同時通訳は出来ないと言っていました。

    瞬時に脳が切り替わらないから
    言葉が出てこない、と。

    どうやら、日本語も上手に使えない自分にとっては
    遠いお話でした(笑)


    あ、エリンギ。。。本当に話題がかぶってる(笑)

    返信削除
  2. マーチン君

    ま、確かに日記ではあるけれど、
    じゃあ、どうして公開してるの?みたいな、
    その辺の意義について。

    無駄なことばかり考えて、
    不必要な部分で追求し過ぎて悶々とする私。(笑


    同時通訳って、本当にもの凄い集中力を要すると思う。
    私なんて、集中力が散漫して、考えがあっちこっちに飛んでるから絶対にダメ。

    特に日本語と英語だと文法的にも違い過ぎるから、特に難しいだろうなぁ〜。

    日本語だとストレートに表現しない部分とか多いですもんね。

    ってか、
    日本語って、それ自体、複雑で難しい言語だと思うわ。
    ブログ書いた後で、何度も訂正しちゃうもん。
    漢字の間違いとか、「てにをは」の訂正とか。

    日本語って高度で美しい言語だと思います♪


    ね?エリンギ。(笑

    返信削除